南アルプス縦走・荒川三山~赤石岳

今年の夏は記録的に暑い日々が続いていますね。
大阪にいたら溶けそうな暑さ。どこかに涼みに行きたい…。
という事で、盆休みは高所登山をしようと考えました。
しかしどこへ行くか、直前になっても中々決められず…。
結局、少しでも人の少ない山域をと思い、南アルプス南部に行く事にしました。

南アルプスは山容が大きく、標高差が結構あるのと、事前のトレーニングが
全く出来ていないというのが少し不安要素ではありましたが、とにかく実行です。

■山 域 南アルプス・悪沢岳、赤石岳
■日 程 8月15日(木)~18日(日)
■参 加 単独
■天 気 15日 晴れのち雷雨、16日 晴れ、17日 晴れ、18日 晴れ
■行 程
 15日:畑薙ダム臨時駐車場7:00→椹島8:00-8:35→小石下10:37→
     清水平11:55-12:20→見晴台13:30→駒鳥池14:36→千枚小屋15:32
 16日:千枚小屋6:41→千枚岳7:28-7:36→丸山8:13-8:24→悪沢岳8:54-9:37→
     コル10:05-10:11→中岳避難小屋10:45-10:57→中岳11:01→コル11:07→
     前岳11:16-11:35→コル11:44-11:51→荒川小屋12:48
 17日:荒川小屋5:30→大聖寺平6:10-6:20→小赤石岳の肩7:00-7:12→
     小赤石岳7:27→コル7:37-7:47→赤石岳8:07-8:51→コル9:17→
     富士見平10:41-10:55→赤石小屋11:16-12:29→樺段14:05→椹島15:32
 18日:椹島6:30→畑薙ダム臨時駐車場7:30

悪沢岳を目指して。


山行の詳細は↓
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

大阪を前日(14日)晩に出発。
畑薙ダムにある臨時駐車場を目指して車を走らせる。
順調に行けば5時間ほどで着くと考えていましたが、途中の高速道路で
お盆の帰省渋滞に巻き込まれ、7時間半ほども掛かってしまった。
駐車場に着いて仮眠するが、寝た時間はわずか1時間ほど。眠い…。

駐車場からは東海フォレストの送迎バスに乗って未舗装のひどい道を
1時間ほど走ると、登山口がある椹島に到着。
一日目の予定は椹島から千枚小屋までの標高差1500mを登る行程。
歩く距離が長く、ダラダラと登るといった感じだが、実は標高差も結構大きい。

椹島の気持ち良さそうなテント場。


8時半頃、椹島を出発。
天気は快晴で暑い。
椹島の標高は1100mほどなので、そりゃ暑いわけだ。
早く山の上に行かねば、という事で歩くが、寝不足で眠いし
ザックはそれなりに重いし、で中々ペースは上がらない。
この後、千枚小屋までペースが快調となる事はなかった…(^^;)
16時頃までに千枚小屋に着けばいいや、と
チンタラ歩いていると、ドンドン追い越されていく。

午前中はあんなに天気が良かったのに、13時半頃からポツポツと
雨が降り出してきて、やがて本降りの雨に。そして雷も鳴り出した。
すぐ止むかと思っていたら中々止まず、さらにドシャ降りになって
登山道は川のようになった。
頭上ではバリバリと雷が鳴り響いて、怖いし危ない!
正直ちょっとヤバイかもと思いました。
全身ずぶ濡れ(靴の中もびしょ濡れ)になりながら
15時半頃にようやく千枚小屋に着いた。

千枚小屋に到着。


ここではテントを張る予定でしたが、まだ雨は止まないし
なにより全身ずぶ濡れでテントを張る気も起こらない…。
という事で、小屋泊(素泊まり)に変更!
素泊まり用の小屋は狭く、湿っぽいため、濡れたものは乾かない。
母屋の小屋に行き、ストーブの前で乾かす。
びしょ濡れの靴はさすがに中はまだ結構濡れたままだが
それでもだいぶマシになった。
これでなんとか明日以降も履ければいいのだが…。

小屋の外で夕食を作って食べたら、あとは寝るだけ。
この日はゆっくりと歩いて徐々に高度を上げたのが良かったのか
懸念していた高度障害(頭痛とか)になる事も全くなく
寝不足と疲労のせいか、すぐに寝てしまいました。

~~~~~~~~~~

二日目、本来の予定では赤石岳避難小屋に素泊まりする予定でしたが
一日目に千枚小屋に素泊まりしてしまったため、二日目はテント泊にしたい。
という事で、この日は荒川小屋までの行程に変更。
のんびり起きて、のんびりと用意(乾かしたりとか)していたら
縦走組では最後尾の出発となってしまった(^^;)

天気は快晴。
でもあんまりゆっくり歩いていると午後になって
また雨に降られるかも知れない。
昨日の大雨が少しトラウマになってる…(^^;)

森林限界を抜けると赤石岳が見えた。


丸山から塩見岳を見る。


丸山から悪沢岳(右のピーク)を見る。


千枚小屋から千枚岳、丸山を越えて、ついに憧れの悪沢岳に到着。
5年前に塩見岳からこの悪沢岳を見て、いつか行きたい山だと思っていた。
憧れの山頂で、ゆっくり休憩。
天気がいいので、靴を脱いで、まだ湿っていた靴の中を乾かす。
しばらくするとほぼ完全に乾いた。この先は気持ちよく歩けそう。

悪沢岳から中岳・前岳を見る。


悪沢岳から赤石岳を見る。


赤石岳と中岳・前岳。


悪沢岳からは一旦下って、また登り返す。
何気に標高が3000mぐらいと高いので
登りはすぐに息が上がってしまい苦しい。

中岳避難小屋の前で休憩していると
山の会ポレポレのA山さんと出会いました。
びっくりしました!

前岳から中岳(左)と悪沢岳(右)を見る。


荒川三山での眺望を楽しんだら、あとは荒川小屋へ向かうだけ。
しかしこの道、結構下るなぁ。
明日はまた同じ分の登り返しがあるかと思うとちょっとアレだな(^^;)

荒川小屋に到着。
おなかが減ったので、カレーを食べる。
ごはんの量が「少なっ!」と思ったけど、味は美味しかったです。

荒川小屋で昼食。カレーを食す。


さて、テント設営。
昨日の千枚小屋でお隣になった東京のおふたりさんと行程が同じで
この日も話す機会が多く、テントも隣りに張らせてもらい
夕食までの時間、一緒に飲みながら楽しくお話ししました。

中々広いテント場でした。


この日もよく眠れました。

~~~~~~~~~~

夜が明ける前に起きて、テントの外に出て星空を見ていると流れ星が!
多分、ペルセウス座流星群のものかと思われる。

三日目、本来の予定では椹島に下山して帰阪の予定でしたが
昨日は荒川小屋に泊まる事になり、この日に椹島まで下山して
送迎バスに乗るには時間的に厳しい行程となったので
それなら一日行程を延ばす事にしました。
赤石小屋でテント泊とするか、椹島まで下りてそこでテント泊とするか、だが
しんどい場合は無理せず赤石小屋までのつもりで歩き出す。
でも椹島のテント場が芝生でとても気持ち良さそうだったので
出来ればそこまで下りたいところ。

大聖寺平へ向かうトラバース道。


この日も天気は快晴。
朝一に歩いた荒川小屋から大聖寺平までのトラバース道が最高に気持ち良かった!
その後は赤石岳に向けて厳しい登りが続く。
またもや息苦しくなりながら稜線まで登りきると、最高の眺望が待っていた。

小赤石岳の肩から荒川三山を見る。


赤石岳山頂に到着。
赤石岳避難小屋の親父さんが「面白くて有名」との事で少しだけお話ししました。
本来の予定では昨日ここに泊まるかも知れなかった事を話すと
「昨日は混んでたから泊まらなくて正解!」と言われました。
なんて商売っ気のない…(^^;)
で、赤石小屋か椹島、どっちのテント場がいいか迷っていると話すと
「椹島のテント場がいい。俺も泊まりたい。よしっ、椹島まで下りなさい!」
と言われました。少しの時間でしたが、面白いおっちゃんでした(^^)

赤石岳から北方向を見る。


悪沢岳。


小赤石岳の向こうに前岳・中岳。


小赤石岳と荒川三山。


聖岳(緑色・右のピーク)。いずれ行きたい。


小赤石岳と前岳・中岳。


百間平や大沢岳の方向を見る。


もう一度、小赤石岳と前岳・中岳。


赤石岳からの眺望も見納め。


赤石岳での眺望を楽しんだ後は、いよいよ下山。
椹島までの標高差は2000mもある。
かなりの標高差。心して歩く。

赤石岳のコルから富士見平までは、急斜面を一旦下って
ラクダノ背をトラバースするのだが、意外と登り下りが多く結構疲れた。

富士見平から見る赤石岳。


同じく富士見平から見る荒川三山。


赤石小屋に到着。
ここまでの行程でも結構足が疲れているので
小屋で昼食を食べながら、ゆっくり休憩。
ここからは椹島まで約3時間、樹林帯を一気に下る。

椹島に帰ってきた。


椹島に無事下山。
ここにはなんとお風呂がある。
テント泊でも入浴出来るので当然入る。汗を流せてさっぱり出来ました。

広~い芝生のテント場にテントを張る。
ここでもまた東京のおふたりさんの隣りに張らせてもらう。
夕食も一緒にして、この日も楽しく飲んでお話ししました。
いい思い出になりました(^^)

無駄に広~い椹島のテント場。


翌朝(18日)、6時半の送迎バスで駐車場まで戻りました。

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